持たざる国と持てる国 2009 9 12

 20世紀中は、よく「持たざる国と持てる国」という話がありました。
これは、地下資源を持たない国と地下資源を持つ国という意味だったと思います。
こうした問題は、21世紀中に、科学技術の進歩によって、解消していくでしょう。
 しかし、やはり、21世紀においても、姿かたちを変えて、
こうした「持たざる国と持てる国」というものが出現してくるでしょう。
それは、世界が、「宇宙技術を持たない国」と「宇宙技術を持つ国」に分かれていくでしょう。
ビジネス用語で言えば、勝ち組と負け組に分かれていくということです。
 私は、このサイトで、「宇宙には富と名誉がある」と言い続けてきました。
20世紀中は、「名誉」の部分が大きかったのですが、
やがて、21世紀が進めば、「富」の部分が大きくなるでしょう。
 アメリカ人は、宇宙開発と聞くと、「また、お金がかかる」と連想しますが、
それは、宇宙開発を全部、役所がやるから、お金がかかってしまうのです。
 自動車レースのF1には、巨額の経費がかかります。
だから、レーシングカーには、所狭しと広告が貼り付けてあります。
レーサーが着るレーシングスーツにも、目がくらむほど広告が貼り付けてあるでしょう。
 もはや、後の祭りですが、コカコーラのスペースシャトルや、
マクドナルドのスペースシャトルがあれば、宇宙開発費が節約できたと思います。
何でもかんでも、全部、役所がやるから、巨額の税金がかかってしまったのです。
















































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